浪漫費用で飛びまわれ。

ソフトバンクが物流事業に参入した。
子会社であるヤフーの通販部門の強化のためでしょう。

今や日本一のシェアを持つライバル企業アマゾンの
FBA物流システムに刺激されて、
ヤフーがシェアを取るためにも
是が非でも物流を強化しなければアマゾンには勝てない。

去年2018年からヤフーショッピング
顧客獲得のためにポイント付与率を高めて
(ポイントはサイト内においては現金と同じ)
どんどんポイントをバラまいて大盤振舞している。
私は楽天よりもここで買うのが好きになった。

スマホ決済の「PayPay」でも
買い物した20%分をキャッシュバックして
お財布スマホ全体の宣伝と普及に貢献した。
これにより利用者のヤフーショッピングへの誘い込みができた。
今年2019年中にはクレカよりもPayPayが選ばれるかも。
クレカは情報漏洩の危険性があるから。

ソフトバンクが日本のe-コマース分野で
トップを取りに行く本気度が
上記のことや物流事業参入からも伺える。

気になったのが、
その責任者が㈱ニトリの関連子会社である
㈱ホームロジステックの社長をしていた
松浦学さんという人です。
彼はニトリの倉庫のロボット化を推進した立役者。
何でもノルウェーのITと機械技術が使われたシステムを
一目で気に入って即取り入れたようです。

なぜ彼がニトリを去ってソフトバンクに移ったのか?
私は関係者ではないので分かりませんが、
報酬だけで決めたのではないと思います。

「自分の知識やスキルを活かせるのはもうニトリにはない」
「このまま定年まで安定して働いて…のんびり老後…」
「俺のロマンはどうした? どこへ行った?」
「私を必要だとする孫さんからのオファー。これはチャンスだぞ」

男が仕事に求めるものは単にお金だけではない。

【ロマンで男は動く】

孫正義会長はユニクロの柳井会長と仲がいい。
そのユニクロは全世界の倉庫を自動化するとして、
(ユニクロは㈱ファーストリテイリングの代表的ブランド)
配送や仕分けのマテハン分野の世界的トップ
㈱ダイフクと2018年に協働パートナーシップを結んだ。
これに刺激を受けたのでしょう。

【ロマンを持つ人で男は動く】

ところでソフトバンクと言えば
ヤフーやiPhoneなどのモバイルを思い浮かべるが、
社名にもあるように銀行を本業としている。
銀行とは資金に困っている企業に融資する事業のことで、
投資会社と言っても間違いには当たらないだろう。

孫さんはモバイルフォンの将来性にかけて
英ボーダーフォン買収や、
成長すると見込まれる会社
ガンホーやアリババの株をいち早く保有した。
それは人材にも言える。
優秀な人を高額報酬でヘッドハントする。

人や会社をゼロから育てるよりも(0→1)
すでに有る存在を買収した方が早い(1→10)

でも彼は人材戦略が下手だ。
ネットで検索すると
役員の報酬額がえらく高い。

孫正義(会長兼社長)…1億3700万円
宮内謙(取締役、ソフトバンク社長兼CEO)…8億6800万円
ロナルド・フィッシャー(副会長)…20億1500万円
マルセロ・クラウレ(副社長COO)…13億8200万円
ラジーブ・ミスラ(副社長)…12億3400万円
サイモン・シガース(取締役、アームCEO)…4億7900万円

副会長のフィッシャーさんが20億円。
孫会長の報酬が1億3700万円で
なぜ副会長がその20倍なのか意味不明だが、
年収2000万円を提示したら
優秀な若い人材を100人は雇える。
(副会長はその100人分の成果を出しているか?)

私なら伸びしろの大きい若く優秀な人を
世界でたくさん雇って会社をたくさん作らせる。
(優秀な人には好きにやらせたらいい)
そのうち10社に1社くらいはビッグな会社になるから
株式でボロ儲けできる。
費用対効果を考えられないようでは
経営者としては致命的だ。

ところで多くのバカな経営者は
安い給料で優秀な人材を欲しがる。
要するにコキ使おうとする。

優秀な人はバカな社長の下で働きません!!
自分を高く買ってくれる会社に機を見て転職します。

あおば会計事務所の田中さんがこの動画にて
何とテレビゲームがMBAの教材になっていると言う。
私はプレイしていないので知りませんが、
『信長の野望』ではいかに優秀な武将を取るかが
ゲームクリアの条件のようです。

これがおすすめらしいです。

残念ですが会計の世界(財務諸表)では
人は費用扱いされている。
(正社員は固定費。パート・アルバイトは流動費)
その費用を使って売上や利益を立てる。
少ない費用で大きな利益を出すのが経営ならば
給料を安く済ませた方が賢いやり方です。

「低賃金で会社のためにガンバル人はいるか?」

自身の生活もあるし、家族がいればその分お金が必要だ。
資本主義の現代、収入は多いほど安心になる。

たくさん給料をあげたいのは山々だが、
それでは会社経営が成り立たない。
「どうしたら低賃金でもガンバってくれるのだろう?」

ロマンだよ。

【ロマンこそ利益の源泉】

夢と志を掲げ、
日本を明るくしようと
31歳の短い生涯を駆け抜けた坂本龍馬のように。

経営者はロマンに生きろ。

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