安泰経営に潜む大企業病は、赤字企業よりもタチが悪い。

私が働いている会社で
マキタ製のコードレス掃除機が導入された。

この掃除機はリチウム充電池で動くので
邪魔なコードをつなげずに済み、
しかも軽いので女性でもスイスイと動かせる。
(やってみるとこれが楽しい)

パワーはコード製よりも劣りますが、
軽めの掃除なら十分間に合います。
(絨毯はキツイかもしれない)
2階に持って上がることが多い主婦の方は
2階専用に1台いかがでしょうか。

私は気になって(株)マキタについて調べてみた。

まずWikiから。

マキタは電動工具を製造販売する上場企業です。
日本でのシェアは60%と業界1位、
世界シェアは2位です。
(1位は米国の会社ブラック・アンド・デッカーです)
(日本でも輸入販売されています)

トヨタと同じく愛知に本社があり、
堅実経営に心がけている。
自己資本比率80%以上を保持し、
ほぼ無借金経営を貫く。
設立して以来、黒字体質は相変わらず、
リストラしたことはほとんどないと言う。

地域別の生産台数と売上高のグラフを見てほしい。

・このご時世でも売上げが伸びている。

・アジアでの生産が全体の70%を占めているに対し、
売上高は欧州が一番大きい。

(全体の40%を占める→欧州依存)

・北米市場での売上高は日本のそれよりも小さい。
世界1位のブラック・アンド・デッカーの牙城を
なかなか崩せずに苦戦しているのでしょう。

この3点から私の意見を言わせて頂く。

アジア以外の生産拠点は
すべて廃止方向がいいと思います。
イギリス、アメリカ、ルーマニア、
それに岡崎工場でさえも。
なぜならもうすでにアジアで70%も生産しているから。

中国江蘇省の工場も昨今の人件費の高騰や
技術の流出(パクリ)のことを考えると
いっそのこと廃止してしまって、
タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン
などの東南アジアに
すべて移管してしまうのがベストだと考えます。
どうでしょうか。

ホームページを見てみると
電動工具以外にも色々製造販売しています。

http://www.makita.co.jp/

パワフルなルンバも作ってます!!
業務用需要がたくさんありそうです。


名前が「ロボプロ」はセンスないですよ。
「集塵丸」はどうかな?(船じゃないってww)

カタログをパラパラと見ると
(製品別売上高を知らないので何とも言えませんが)
私は製造する品目が少し多いのではないかと思う。
現在儲かっていない・今後勝てそうもない製品を作るのを止めて、

「今儲かっているもの・今後シェア1位にできそうなもの」

に経営資源を集中させ、
それ以外は捨て去るべきだと思う。
過当競争は価格下落を招き、利益率を下げる。
利益に貢献しない製品は黒字経営の邪魔ですから。

1915年に創業した牧田茂三郎氏は
第1次大戦中の需要から、
モーターや変圧器を販売修理をして
大儲けしたそうです。
1950年に後藤十次郎氏が社長に就任し
(牧田氏との関係は未詳)
1958年には国産第1号の
携帯用電動カンナを開発した。
これが団地の建設、マイホームブームで売れに売れた。
この時からマキタは
電動工具専業の道を突き進むことになる。

なぜモーターや変圧器を製造していた会社が
いきなり電動カンナを新開発したのか謎ですが、
後藤氏のアイデアだったのかもしれません。
(大工だったの?)

私は(株)マキタに提案してみたい。

電気自動車のモーター製造に
挑戦してみてはどうだろうかと。
(自動車産業界に参入の検討)

電動工具の会社として
スタートのきっかけを与えた
電動カンナ発売から
今年2018年に60周年を向かえる。
さすがに60年経つと
色んな製品を開発・販売するようになった。
でもそろそろ工具だけでは販売者も技術者も
「なんだかな~」と飽きてきた頃だと思う。

文系な私には電動工具で培った技術が
果たして自動車に通用するのか
という問いには答えられない。

故後藤十次郎氏が
現在のマキタを作り上げたのならば、
次世代に通用するマキタに変革させるのは
子孫なら意識すべきだと思います。

「それが後藤スピリッツだろ!?」

EVブームはまだ始まったばかりです。
成長産業に乗らないなんてアカンナ(笑)

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