2月 172019
 

ソフトバンクが物流事業に参入した。
子会社であるヤフーの通販部門の強化のためでしょう。

今や日本一のシェアを持つライバル企業アマゾンの
FBA物流システムに刺激されて、
ヤフーがシェアを取るためにも
是が非でも物流を強化しなければアマゾンには勝てない。

去年2018年からヤフーショッピング
顧客獲得のためにポイント付与率を高めて
(ポイントはサイト内においては現金と同じ)
どんどんポイントをバラまいて大盤振舞している。
私は楽天よりもここで買うのが好きになった。

スマホ決済の「PayPay」でも
買い物した20%分をキャッシュバックして
お財布スマホ全体の宣伝と普及に貢献した。
これにより利用者のヤフーショッピングへの誘い込みができた。
今年2019年中にはクレカよりもPayPayが選ばれるかも。
クレカは情報漏洩の危険性があるから。

ソフトバンクが日本のe-コマース分野で
トップを取りに行く本気度が
上記のことや物流事業参入からも伺える。

気になったのが、
その責任者が㈱ニトリの関連子会社である
㈱ホームロジステックの社長をしていた
松浦学さんという人です。
彼はニトリの倉庫のロボット化を推進した立役者。
何でもノルウェーのITと機械技術が使われたシステムを
一目で気に入って即取り入れたようです。

なぜ彼がニトリを去ってソフトバンクに移ったのか?
私は関係者ではないので分かりませんが、
報酬だけで決めたのではないと思います。

「自分の知識やスキルを活かせるのはもうニトリにはない」
「このまま定年まで安定して働いて…のんびり老後…」
「俺のロマンはどうした? どこへ行った?」
「私を必要だとする孫さんからのオファー。これはチャンスだぞ」

男が仕事に求めるものは単にお金だけではない。

【ロマンで男は動く】

孫正義会長はユニクロの柳井会長と仲がいい。
そのユニクロは全世界の倉庫を自動化するとして、
(ユニクロは㈱ファーストリテイリングの代表的ブランド)
配送や仕分けのマテハン分野の世界的トップ
㈱ダイフクと2018年に協働パートナーシップを結んだ。
これに刺激を受けたのでしょう。

【ロマンを持つ人で男は動く】

ところでソフトバンクと言えば
ヤフーやiPhoneなどのモバイルを思い浮かべるが、
社名にもあるように銀行を本業としている。
銀行とは資金に困っている企業に融資する事業のことで、
投資会社と言っても間違いには当たらないだろう。

孫さんはモバイルフォンの将来性にかけて
英ボーダーフォン買収や、
成長すると見込まれる会社
ガンホーやアリババの株をいち早く保有した。
それは人材にも言える。
優秀な人を高額報酬でヘッドハントする。

人や会社をゼロから育てるよりも(0→1)
すでに有る存在を買収した方が早い(1→10)

でも彼は人材戦略が下手だ。
ネットで検索すると
役員の報酬額がえらく高い。

孫正義(会長兼社長)…1億3700万円
宮内謙(取締役、ソフトバンク社長兼CEO)…8億6800万円
ロナルド・フィッシャー(副会長)…20億1500万円
マルセロ・クラウレ(副社長COO)…13億8200万円
ラジーブ・ミスラ(副社長)…12億3400万円
サイモン・シガース(取締役、アームCEO)…4億7900万円

副会長のフィッシャーさんが20億円。
孫会長の報酬が1億3700万円で
なぜ副会長がその20倍なのか意味不明だが、
年収2000万円を提示したら
優秀な若い人材を100人は雇える。
(副会長はその100人分の成果を出しているか?)

私なら伸びしろの大きい若く優秀な人を
世界でたくさん雇って会社をたくさん作らせる。
(優秀な人には好きにやらせたらいい)
そのうち10社に1社くらいはビッグな会社になるから
株式でボロ儲けできる。
費用対効果を考えられないようでは
経営者としては致命的だ。

ところで多くのバカな経営者は
安い給料で優秀な人材を欲しがる。
要するにコキ使おうとする。

優秀な人はバカな社長の下で働きません!!
自分を高く買ってくれる会社に機を見て転職します。

あおば会計事務所の田中さんがこの動画にて
何とテレビゲームがMBAの教材になっていると言う。
私はプレイしていないので知りませんが、
『信長の野望』ではいかに優秀な武将を取るかが
ゲームクリアの条件のようです。

これがおすすめらしいです。

残念ですが会計の世界(財務諸表)では
人は費用扱いされている。
(正社員は固定費。パート・アルバイトは流動費)
その費用を使って売上や利益を立てる。
少ない費用で大きな利益を出すのが経営ならば
給料を安く済ませた方が賢いやり方です。

「低賃金で会社のためにガンバル人はいるか?」

自身の生活もあるし、家族がいればその分お金が必要だ。
資本主義の現代、収入は多いほど安心になる。

たくさん給料をあげたいのは山々だが、
それでは会社経営が成り立たない。
「どうしたら低賃金でもガンバってくれるのだろう?」

ロマンだよ。

【ロマンこそ利益の源泉】

夢と志を掲げ、
日本を明るくしようと
31歳の短い生涯を駆け抜けた坂本龍馬のように。

経営者はロマンに生きろ。

2月 122019
 

チェーン店でのアルバイトの不適切動画が物議になっている。
すき家、くら寿司、セブンイレブンなど
主に飲食系が多い。

どうしてチェーン店なのか
慶應義塾大学の若新雄純・特任准教授がこう推測する。

「アルバイト経験が長い人が教えてくれたことだが、
問題が起きるのは、“安くてそこそこの品質”という
フランチャイズチェーン店で起きがちだという。
つまり、バイトがギリギリで働くという現状があるからこそ、
“安くてそこそこの品質”が提供できる。
企業側も、失うものが何もない人なら、
いつクビにしてもいいし、
替えがきく存在だから、都合よく扱える。
アルバイトは報酬も少ない分、
仕事上で負う責任もそんなに重くない。
だからバイトを転々としているうちに、
“問題を起こしてもクビを切られるだけ、
責任を追及されてもそんなもんだ”ということがわかってしまい、
“いいじゃん、これぐらい”
という気持ちにもなってしまうのだろう」
と。

つまりアルバイトは尊敬されていないということだ。

私もフリーターとして生きてきて
「アルバイトは使い捨て」ということを正社員に言われた。
ネット掲示板で関わった企業経営をしている人から
「アルバイトは使いやすい存在」と言われた。

※日本の法律では正社員をなかなかクビにできないようです。

世界的に企業を見ると
すべての従業員というのは会社の道具であり、
経営陣の言われた通りをこなせばいい存在です。
そして能力のある従業員や、
その企業のノウハウなどをマスターした後は
早々に会社を去る。
なぜなら仕事へのやりがいがないから。
つまらない仕事より面白い仕事・稼げる仕事を選択されるのは
国家が保障する人権を考えれば非難できない。

Googleなどはいい人材を引き留めるために
20%ルールを設けている。
(働く時間の20%は自分の好きなことをしていい)

「人材ではなく人財」

働き手を材料(人材)だと思ったら
いつかしっぺ返しが来るんだよ。
捨てたら捨てられるんだよ。

今回の一連の不祥事によって
日本人の若者は求人しても来なくなってしまうだろう。

「そんな職場で働いていても楽しくなさそうだ」
「採用やルールが厳格化してもっと窮屈になりそうだ」
「過労自殺もあったし、飲食系はスルーしよう」

画一的でつまらないサービスを提供する
チェーン店の時代は終わった。

だから平成の若者よ、昭和な会社で働くな!!
もっとクリエイティブに生きろ。

少子高齢化社会の日本で
どうしても時給による労働をさせたいなら
外国人労働者を雇うしかない。

人口比率の高い60代の人を雇うこともできるが、
薄利多売のチェーン店ではハードすぎて辞めてしまう。
(ワンオペはきつい)
だったら若い外国人労働者しかいない。
現に東京ではすでに
彼らなしには経営できないところまで追い詰められている。
行けばすぐに人材難の問題に苦しんでいるのが分かる。
(うどんチェーン店でベトナム人従業員がいた)
(お勘定間違いをされましたw)

どうすれば薄利多売のビジネスモデルであるチェーン店が
今後とも利益を出して発展していけるのか?

魅力的になることです。
人に愛される会社になることです。

大阪の堀江にある蕎麦屋『浪花ふじよし』
2018年12月31日をもって閉店した。

関西テレビの記事
https://www.ktv.jp/runner/backnumber/20190107.html

47年続いた老舗の蕎麦屋がなぜ閉店したのか?
店主の松浦時也さんの膝が悪化して
立って仕事ができなくなったという理由。
(まずお礼を言うのは奥さんでもお客さんでもなく膝だからね)

ある人の話によると
閉店日には地元のファンが押し寄せて(関テレも)
女性客が泣きながら女将さんに抱き合ったり、
男性客が店主の頬にキスしたり、
よほど愛されていたお店だということが分かる。

なぜ後継ぎがいなかったのか?
料理の味を教えることはできても、
お客さんのために尽くすという精神は
なかなか教えられないという理由。

経営者よ、よく聞け。

アルバイトに愛される会社になれよ。
ここで働けて何て私は幸せ者なんだと思われろよ。

牛丼屋やコンビニの店舗が閉店しました。
泣いてくれる人が何人いるの?
「あ~あ、また潰れたんだ」
これで終わり。
こんなのって悲しいじゃないか。

どこかの社長が言っていた。
働くというのはこんなにも尊いことなのだと。

1、社会の役に立つ
2、会社から褒められる
3、お客から感謝される
4、自己成長になる
5、お金も頂ける

若者だって仕事に情熱を注ぎたいの。
社会においてスゴイとされる仕事をしたいの。
そんな会社で働くことに誇りを持ちたいの。

若者たち・アルバイターたちに愛され支えられる。
お客さんから絶対に応援されて感謝される。
そうなるための会社の『魅力』とは何なのか?

あなたがいてくれて
あなたが生きていてくれて
ありがとう

生きる希望と喜びを提供する会社に
不況は無い。

5月 192018
 

増田明利さんの本に紹介されている
オーナーシェフ、三谷英郎さん(57歳)の話。

彼はフレンチのシェフとしてずっとやってきた。
念願だった自分のお店を持ち、
3店舗の経営まで拡大できた。

それが2000年を過ぎたあたりから
格差社会だとか失業率だとか騒がれ、
その上デフレの波で
激安の牛丼やハンバーガーが登場し、
売上げが下降線をたどる。
2店舗を閉鎖した。

そんな中でカレー、パスタ、グラタン、ステーキと
洋食レストランに切り替えて何でもやった。
頑張った。

ところが低価格帯の専門料理チェーン店や
1皿270円の均一居酒屋が登場し、
800円の定食では太刀打ちできなかったと言う。

彼はこの先の未来の暗さや
奥さんのヘルニアが悪化したことで
ついには自営の道を閉ざす。

彼がダメになった理由を考察してみる。

1、フレンチシェフとして誰にも負けない武器がなかった
2、価格と味だけで勝負しようとした
3、自分の頭だけで考えて切り抜けようとした
(もしくは相談できる相手がいなかった)

彼が生活のためにファミレスで働いている時、
少し火を加えたりするだけの工場生産の調理ものに
プロとしてやってきた自分の落ち目を憂いて
2ヶ月で辞めてしまった。

この人は料理人としてのを捨てていないんだな。
そりゃ感動のないファミレスの料理じゃ
プロとしてのプライドが許さないわな。

ならどうしてフレンチを捨ててしまったのか?
大衆的な洋食レストランに切り替えたのは
高級フレンチはもう時代に受けないと早合点して、
お金になりそうな大衆向けの料理を提供しようとした。
そんな時でも儲かっているフレンチレストランはある。
なぜそこへ調査に行かなかったのか?
アドバイスをもらえたかもしれないのに。

飲食店経営は本当に忙しい。
その日その日を乗り切ることで精一杯。
だから見聞を広めるための時間もないし、
疲れて読書ですらできない。

そうなると時代の変化を感じ取って
次の新しい一手を打てない。

「経営者とは、企業の将来に手を打つ人である」
by 一倉定

おいしいだけではダメ。
安いだけでもダメ。
立地がすべてでもない。

私がこの悩める時代に生きる人々を観察し続け、
飲食店が提供できる価値が何なのかを伝えたい。

「あなたが生きているだけで私は幸せ」

数億人いる他者との関係性の中で、
唯一無二であると同時に
苦を背負う存在である“あなた”に
感謝とその労をねぎらうことなのです。
(斎藤一人氏はそれを“自己重要感”と言った)

お店にいる時だけでもいい。
あなたのその苦しさを分かるよ、
あなたという存在を歓迎してるよ、
そんなサービスをやってほしい。

「疲れた者、重荷を背負う者は、誰でも私の元へ来なさい」
「休ませてあげるから」by イエス・キリスト

どうしていいのか分からない人がいたら
私に連絡をして下さい。
楽にしてあげるから。

4月 092018
 

ワイヤーカット加工の町工場
(株)𠮷原精工の会長が書いた本を読んだ。

まず思ったのが、
創業者の𠮷原博会長は
「従業員もお客さまだ」という考えを持って
経営をしているように思える。

会社にお金をもたらしてくれるのは
顧客だけではなく、
従業員のガンバリがあってこそだから。

その従業員をコスト扱いして
報酬をケチったり、サービス残業をさせるのは
会社にとって損害を与えるのも同然だと。
だから彼は残業代込みの固定給にしなさいと言う。

「残業する=会社のために頑張っている」

というのが日本ではまかり通っている通念だが、

「残業する=仕事が遅い」

というようには考えない。
なぜそうとらえないのかというと
時間労働(月給制)だから、
長く働いた人が会社にとっては利益になるのだと
勘違いがあるからだろう。

それに個々人の仕事の力量の見定めるのを
面倒だからいちいち見たくない。
給料体系を一律にした方がもめ事なくて済む。
これは従業員の多い会社であればあるほど
当てはまっていく。

組織に属すというのは、“合わせる”のを強要させる。

残業がイヤ、自分のスタイルで生きたい人は

・融通の利きやすい小規模な会社で働くか
・力をつけて個人で独立して稼ぐか

どちらかを選ぶべきだろう。

それと驚いたのが
社員7名のうち4名が難民ということ。
ベトナム、ラオス、カンボジアが社会主義に移行する際、
迫害を恐れて自国を脱出した人々。
帰る故郷がない背水の陣の人はよく働く。
そうしないと生きていけないから。

逆に勤勉だと言われる日本人であっても
生活に必死さがなければサボろうとする。
現にITバブル後の経営危機時に
𠮷原精工では古参の経営幹部の日本人をクビにした。
彼は幹部という地位にもかかわらず
会社の危機的状況を他人事のように考えて、
仕事に対する責任感の欠如が目立つ働きだったので
お荷物としてクビを言い渡した。

なぜそんな奴を幹部のままにしたのかというと
経営者としての甘さがあったから。
いかなる時であっても経営危機という意識があれば
絶対に人選を誤ることはしない。
年上だから、技術があるから、
そんな理由だけで幹部にすることはあり得ない。

社員が7名しかいないのなら
ワンマン経営で十分だと思うがどうか。

現在は息子さんが会社の経営を任されている。
もしこのままを維持できればいいのだという考えでいるならば
いずれ会社はダメになる。
(現状維持=衰退)
なぜならワイヤー加工の会社は他にもあるから
その会社がただ指をくわえて見ているわけがない。
必ず営業力を強化してシェアを奪いに来る。

すべての経営者が頭に叩き込んでおいてほしい
3つの要素から成る公式を私は伝えたい。

『顧客数 × 製品単価 × 購買頻度』 =売上げ

売上げを2倍に増やしたいなら
3つの要素のどれでもいいから2倍にする。

もし労働時間を短縮したい方向で考えるなら
付加価値の高いオンリーワン製品を作るしかないが、
𠮷原精工にはそんな技術はない。

1個の利益1000円より2000円にできるならば
単純に考えて労働時間が半分になるか、
収入が2倍になる。

もしくは東南アジアに工場を作り、
世界市場を狙ってネットによる営業をかける。
これならば今ある技術でも十分通用する。
人件費も税率も安い地域で製造できるので
価格競争力に負けない。
難民も同僚として同じ職場で働いていることもあり
海外アレルギーはないだろう。

私が2代目社長にアドバイスするなら
製造を海外へシフトする方向性で行くべきと言う。
(日本の工場はやがて営業所にしてしまう)
なぜならオンリーワン技術なんてそうできるものではない。
日本では古くて性能の劣る設備機械でも
海外ではまだまだ活かせる。
若い労働力が豊富なので、求人に悩むこともない。

今や東南アジアでは亡命するまでの迫害はない。
少しでも豊かになりたくて外資を迎え入れたい。
(だから税率が低い)
もちろん思わぬカントリーリスクに出くわすこともあるが、
日本におけるリスクだって深刻だと思う。
ビジネスをする以上リスクはつきまとうものです。

それでも日本にこだわるならば
会社をこれ以上デカくしないこと。
今抱えている顧客を減らさないようにすること。

日本の経営環境は、攻めより守りの時代ですから。

2月 042018
 

広島にある「酒商山田」という酒屋さんの
山田淳仁社長が書いた本を読んだ。
(同じ山田ですが私とは何の関係もありません)

父の代わりに家業の酒屋を継ぐことになり、
酒類小売免許の規制緩和に伴う
大手資本の参入の脅威から
(コンビニとディスカウトストア)
何とか小さな酒屋でも生き残る方法はないかと考えた。
借金7000万円もあるし。

「差別化するしかない」

当時の酒屋では一般的に販売していた3アイテム

ビール:76%
タバコ:15%
普通の日本酒:4%

これらをすべて取り扱うのを止めて
小さな酒蔵が扱う無名の日本酒だけを
販売していく方針に切り替えたそうです。
(アメリカ留学の体験が大きく影響している)

3アイテムの売上比率は95%だったので
それを少しずつ日本酒へシフトしていく時の葛藤。
業界での常識を打ち破ることへの抵抗感と不安。
端で見るほどハンパではないプレッシャーだったはず。

「なぜ彼は鉄の意志で続けられたのか?」

私が推測するに
祖父から続く家業を絶やしてたまるかという
孝行心からきていると思う。
祖父も父も人様のために尽力した人物で、
俺の代でつぶしたら山田家を世間の恥にさらす。
それだけは何としてでも避ける。

かといって地元のライバル酒屋のお客を取るわけにはいかない。
それをしたら山田家は義理人情を捨てたと言われ
怒りや不満をぶつけられる。
そんなことは祖父や父は望まない。

自分と同じような零細企業。
小さくてもこだわりのある酒造メーカー。
彼らと手を組んで日本酒を盛り上げていく。
これしかない。

http://sake-japan.jp/top.html

広島エリアから出て行っていない。
商品も絞っていますが
エリアも絞っていますね。

弱小企業は差別化・集中戦略です。
(別名:捨てることを決断していく戦略)

捨てることは難しい。
成功体験がかえって成長の邪魔になる。

トヨタはどうなるのか
私の関心事の1つです。

ところで今もし私が小さな酒屋さんなら
どうしようかな?

「居酒屋繁盛支援会社」になります。

顧客である小さな居酒屋を徹底的に繁盛の手伝いをする。
お酒も売れて顧客も儲かる。

商売の鉄則はWin-Win関係です。

2月 032018
 

日本マクドナルド創業者の藤田田さんが
「社会人なら簿記3級くらいの知識はあった方がいい」
そんなことを言っていたそうです。

私は初心者向けの簿記3級の本を買い
今少しずつ勉強しています。

こちらの方をおすすめです。

これを勉強すると分かるのですが
借入金(負債)が増えると
現金(資産)が増える。
当然ですが。

例えば100万円を借りると

借方(左側):貸方(右側)
勘定科目 資産:負債
現金 100万円:借入金 100万円

※貸方と借方の金額(数字)は必ず同じになること。

私は借金するのは嫌だという人がいる。
それって現金を持つのが嫌だということになる。

借金は怖いものだという人もいる。
現金を持つのが怖いということでもある。

「借金にネガティブの人は稼ぐスキルや自信がない」

借金して現金を持って
その現金を元手にビジネスをして
利息以上のリターンを得れば何の問題もない。

鉄鋼王のカーネギーは
全米一の金持ちになったが
同時に借金王でもあった。

借金でもビクともいない圧倒的な
『稼ぐ力』を身につけること。

それって単純ですよ。
人を喜ばせる力を磨けばいいということだから。

1月 282018
 

サイバーエージェントの藤田晋社長が
経営のバイブルとしている
『ビジョナリー・カンパニー』の第7章に

「大量のものを試して、うまくいったものを残す」

ということが書かれています。

成功の確実性を追求するのではなく、
わずかな可能性でもあれば
小さく実験してみる。

要するに失敗をコレクトせよということです。

試行回数が多い企業ほど
組織が錆びず、活性度が保持される。
停滞は衰退の始まりですから。

サイバーエージェントのWikiを見てみると
いろんなことに挑戦している企業だと分かる。

「21世紀を代表する会社を創る」というビジョン
インターネットから軸足をずらさない経営方針
人材ではなく人財

シンプルかつ難易度の高い目標を掲げて
現在連結で4500人を有する大組織へと成長した。

私はこれは失敗だと考える。
なぜなら経営陣があるということは
その会社は中央集権のピラミッド組織であり、
アメーバ組織ではないから。

1チーム(3人以下)の小集団が
無数に増殖しつながっていく。
経営理念というDNAを伝承しながら。

藤田社長、今ある経営陣を解散させよ。
3人でいい。
経営理念を受け継いでいるなら
あとは放置主義でいい。

失敗したら消える。
そしてまた誕生・増殖する。

21世紀は会社という概念は消える。

「会社ではなく、スタイルを創る」

これをビジョンとしてほしい。

1月 022018
 

ラーメンと餃子の『あじへい』という店で
ラーメン・チャーハンセットを食べた。
そこのメニューを見たら色々あったので
「こりゃ作る人は大変だぞ」と思った。
事実キッチンはてんやわんやでした。
(時刻は13時過ぎてました)

http://dime-group.jp/ajihei/menu/

「なぜラーメンと餃子なのに
酢豚やエビチリや麻婆豆腐があるのか?」

ラーメンと餃子が売れていない=おいしくないから。

私の感想ですがチャーハンはおいしかったけど、
ラーメンはまあ普通だった。
トッピングの豚肉がスライスされたもので
もっと工夫の余地があります。

それと食材にこだわっていない。
出された漬け物を見てすぐ分かった。
あれは安物です。
大衆向けの料理店だから仕方ないですが。


(各務原店はFC店みたいです)

その道路沿いですぐそばにある『かつさと』では
こだわっているカツ丼がウリなのに
エビフライ、唐揚げ、うどんも扱っている。

http://www.katsusato.com/menu/

各務原イオン3Fには『リンガーハット』があり、
ぎょうざ定食が売られていた。

http://www.ringerhut.jp/menu/

『来来亭』も揚げ物を出しています。

https://www.rairaitei.co.jp/menu/


ラーメンと書かれているので
中華料理屋ではなくラーメン屋さんです。

「どうして揃いも揃って外食店はメニューを増やすのか?」

メニューの範囲を広げれば
顧客の多様な要求を満たせると考えてだろう。
つまり売上げアップを狙って。

私は生き残れる飲食店の戦略は
この2つしかないと思っている。

・本物志向の料理を提供できる店か
・エンタメ路線の店か

もちろん両方を兼ね備えた店なら尚いいが、
なかなかそれは難しい。

1つ共通しているのは
とにかくメニューを絞らなければならないこと。
なぜならラーメン1つとっても奥が深い料理で
それだけでも時間と労力を要求されるし、
エンタメ路線のお店であれば
顧客の心をいかに楽しませるかに
頭脳を集中させなければならないから
多くの料理を作っているだけの暇はない。

もし商売が儲からなくなってきたと感じたら
一度原点に戻って考えてほしい。

なぜ自分はこの商売を選んだのか?
どんな理想を持って始めたのか?
社会にどんな価値を提供したかったのか?

いつしか会社やお店の維持のための商売になって
売上げ・利益のことばかりで
肝心の理念が忘却されてしまうことはよくある。
経営においては利益を追求するのは当然ですが、
その利益が思い通りに出せなくなっているのなら
絶対に何かがおかしい。

「迷ったら原点に戻れ」

特にラーメンが好きなので
全国のラーメン屋さんにはがんばってもらいたい。

12月 262017
 

外食産業で一時成功した者たちの
大失敗と転落の原因を探ってみると、
皆に共通して大きな借金をしたことが挙げられる。


(飲食経営者はこの雑誌を絶対に読んで下さい)

なぜ彼らは借金をするのかと言うと
店舗を増やしたいから。

店舗が増えれば売上げが上がる。
そうなれば利益も大きくなる。

そうなるはずだと考えているのがそもそもの間違いです。
なぜなら固定費や人件費がそれと共に大きくなるので
利益を圧縮してしまうのですから。

どうしてそんなに規模をデカくしたいのか
(特に男性)
私には理解しにくいですが、
飲食業はいかにしてお客さまに

・おいしい料理
・くつろげる、落ち着ける、楽しい空間
・まごころこもったサービス

を提供するかが大切であるのに、
なぜか儲かったらすぐに出店・拡大に走ってしまう。
しかも銀行から融資を受けてまでしてしまう。
儲けた利益で新店舗を作るならいざ知らず、
多額の借金をしてまで店舗拡大を目指すのは
やはり見栄なのでしょうか。

人間なら誰でも備わっている3大欲は
・食欲・性欲・睡眠欲
とされていますが、
権力欲、支配欲、征服欲も入るのではないかとする人がいる。
争いが絶えないわけですね。

※お金はこれらの欲望をすべて満たしてくれます。

我々が仕事をするのはお金(生活費)が必要だからですが、
経営者がビジネスするのはもっとお金を増やしたいから。
それについては否定しません。
だからこそビジネスの拡大を焦ってしまうのも分かります。

でもその焦りが命取りになることを皆知らない。
冷静さを失う。
自分の考えに固執して無理矢理それを推し進めようとする。
赤字店舗なのに、初期投資をかけているから止められない。
だったら赤字の原因を分析して改善していけばいいのに、
冷静な判断ができなくなっているから
さらに借金して先延ばししたり、別店舗で補填させる。

なぜ焦るのかというのを考えた時、
「チャンスは1度しかない」と
思い込んでいるのではないかと思う。

「やっと巡ってきたこのチャンスを逃したら
俺はもう2度と上へ行けないかも」
「こんなちっぽけで終わってたまるか!!」

商売のチャンスならどれだけでもあるというのに。

私も飲食関係で働いていたから分かりますが、
「俺にはこの業界でしか生きていけないんだ」
と視野の狭いところで固執していました。
本当にそう思い込んでいた。

なぜ視野が狭くなるのかというと
日本の教育と自身の経験の少なさがあると思う。

日本では「石の上にも三年」だとか
「最後までやりきりなさい」だとか
自分に合わないことでもそう強いる風潮があること。

もう1つは自分のこれまでの経験なんて
たかが知れている。
学校生活やクラブ活動など周囲と似たような人生ですから。
(教育改革が望まれます)

10年間生き残る会社なんて全体の1割以下です。
飲食店なら3年以内に7割が閉店してしまう。

倒産・閉店を回避するのは

・多額の借金をしない(身の丈経営)
・いろんなビジネスを知ること(日々勉強)

この2点は意識してほしい。

そしてもう1つだけ知ってほしい。
挑戦すれば必ず失敗の1つや2つ起きてしまう。
その失敗を次にどう活かすのか、
または挫折で終わらせてしまうのか、
あなたの器が問われる時です。

成功の反対は失敗ではなく、
何もしないこと。

エドガー・ケイシーも言っている。
「何もしないでいるよりも、積極的にやって間違いをした方がよい」

痛い思いをしないと人は反省しない。

バカな争いを繰り返してきた人類史であっても
少しずつ良くなってますからね。

9月 192017
 

トヨタ自動車の生産方式
『ジャスト・イン・タイム』とは、
「必要なものを・必要な時に・必要な分だけ」
という意味です。

これは材料や部品だけのことではなく、
昨今では労働者にも当てはめられた。
つまり派遣労働で間に合わせるようになった。

このことから私は
今後の日本経営は徐々にだが、
社内に必要とされている重役や部署も
外部委託(アウトソーシング)されていくと推測する。
すでに人事は依頼先の派遣会社主導になった。

財務会計に関する部署は、
それに詳しいプロ集団の会社へと
外部委託するようになり、会計課は不必要になる。
そうなると財務担当部長や管理課長の役職はいらない。

さらに経営に関する助言を行なう専務や常務は、
経営コンサルタントに取って替わられる。
なぜなら彼らは成果に対する責任や義務感が
ハンパではないから。プロとして。

これを会社の組織図に例えると
タコの足のような図になる。
(文鎮型とも言える)
別に例えるとパソコンのようなものです。

CPUが経営者(もしくは経営者の理念)
マウス、キーボード、モニター、記憶装置などの装置が
それぞれの専門分野の組織。

注意すべきなのは
CPUを経由しないと各装置は作動しないこと。
それにもしマウスが壊れたら
別のマウスに取り替えられること。

ドラッカーはオーケストラ型経営などと言っているが、
ビジネスなので損益の責任主体は経営者にある。
ただ各機関組織はプロ意識を持っているので
経営者への期待や依存度は低い。
だから成功報酬のみを希望する(はずだ)

以上のことから
未来の仕事は2つに大別できる。

・創造型(企画発起人)
・専門型(その応援者)

私は断言する。

大企業の経営は難しくなり、
存続はどんどん不利になっていく、と。
だから早急な分社化をおすすめします。

逆に20人以下の零細企業はチャンス!!
どんどん専門特化してほしい。
そして時にはビジネスの創造で新境地を開拓しよう。
どっちを選んでも楽しくできるよ。

※以上のことはすでにドラッカーが予見しております。
15年以上前に。すごい!!

未来型組織は気軽に起きて短期で終わる。
軽快でいいと思う。