2月 172019
 

ソフトバンクが物流事業に参入した。
子会社であるヤフーの通販部門の強化のためでしょう。

今や日本一のシェアを持つライバル企業アマゾンの
FBA物流システムに刺激されて、
ヤフーがシェアを取るためにも
是が非でも物流を強化しなければアマゾンには勝てない。

去年2018年からヤフーショッピング
顧客獲得のためにポイント付与率を高めて
(ポイントはサイト内においては現金と同じ)
どんどんポイントをバラまいて大盤振舞している。
私は楽天よりもここで買うのが好きになった。

スマホ決済の「PayPay」でも
買い物した20%分をキャッシュバックして
お財布スマホ全体の宣伝と普及に貢献した。
これにより利用者のヤフーショッピングへの誘い込みができた。
今年2019年中にはクレカよりもPayPayが選ばれるかも。
クレカは情報漏洩の危険性があるから。

ソフトバンクが日本のe-コマース分野で
トップを取りに行く本気度が
上記のことや物流事業参入からも伺える。

気になったのが、
その責任者が㈱ニトリの関連子会社である
㈱ホームロジステックの社長をしていた
松浦学さんという人です。
彼はニトリの倉庫のロボット化を推進した立役者。
何でもノルウェーのITと機械技術が使われたシステムを
一目で気に入って即取り入れたようです。

なぜ彼がニトリを去ってソフトバンクに移ったのか?
私は関係者ではないので分かりませんが、
報酬だけで決めたのではないと思います。

「自分の知識やスキルを活かせるのはもうニトリにはない」
「このまま定年まで安定して働いて…のんびり老後…」
「俺のロマンはどうした? どこへ行った?」
「私を必要だとする孫さんからのオファー。これはチャンスだぞ」

男が仕事に求めるものは単にお金だけではない。

【ロマンで男は動く】

孫正義会長はユニクロの柳井会長と仲がいい。
そのユニクロは全世界の倉庫を自動化するとして、
(ユニクロは㈱ファーストリテイリングの代表的ブランド)
配送や仕分けのマテハン分野の世界的トップ
㈱ダイフクと2018年に協働パートナーシップを結んだ。
これに刺激を受けたのでしょう。

【ロマンを持つ人で男は動く】

ところでソフトバンクと言えば
ヤフーやiPhoneなどのモバイルを思い浮かべるが、
社名にもあるように銀行を本業としている。
銀行とは資金に困っている企業に融資する事業のことで、
投資会社と言っても間違いには当たらないだろう。

孫さんはモバイルフォンの将来性にかけて
英ボーダーフォン買収や、
成長すると見込まれる会社
ガンホーやアリババの株をいち早く保有した。
それは人材にも言える。
優秀な人を高額報酬でヘッドハントする。

人や会社をゼロから育てるよりも(0→1)
すでに有る存在を買収した方が早い(1→10)

でも彼は人材戦略が下手だ。
ネットで検索すると
役員の報酬額がえらく高い。

孫正義(会長兼社長)…1億3700万円
宮内謙(取締役、ソフトバンク社長兼CEO)…8億6800万円
ロナルド・フィッシャー(副会長)…20億1500万円
マルセロ・クラウレ(副社長COO)…13億8200万円
ラジーブ・ミスラ(副社長)…12億3400万円
サイモン・シガース(取締役、アームCEO)…4億7900万円

副会長のフィッシャーさんが20億円。
孫会長の報酬が1億3700万円で
なぜ副会長がその20倍なのか意味不明だが、
年収2000万円を提示したら
優秀な若い人材を100人は雇える。
(副会長はその100人分の成果を出しているか?)

私なら伸びしろの大きい若く優秀な人を
世界でたくさん雇って会社をたくさん作らせる。
(優秀な人には好きにやらせたらいい)
そのうち10社に1社くらいはビッグな会社になるから
株式でボロ儲けできる。
費用対効果を考えられないようでは
経営者としては致命的だ。

ところで多くのバカな経営者は
安い給料で優秀な人材を欲しがる。
要するにコキ使おうとする。

優秀な人はバカな社長の下で働きません!!
自分を高く買ってくれる会社に機を見て転職します。

あおば会計事務所の田中さんがこの動画にて
何とテレビゲームがMBAの教材になっていると言う。
私はプレイしていないので知りませんが、
『信長の野望』ではいかに優秀な武将を取るかが
ゲームクリアの条件のようです。

これがおすすめらしいです。

残念ですが会計の世界(財務諸表)では
人は費用扱いされている。
(正社員は固定費。パート・アルバイトは流動費)
その費用を使って売上や利益を立てる。
少ない費用で大きな利益を出すのが経営ならば
給料を安く済ませた方が賢いやり方です。

「低賃金で会社のためにガンバル人はいるか?」

自身の生活もあるし、家族がいればその分お金が必要だ。
資本主義の現代、収入は多いほど安心になる。

たくさん給料をあげたいのは山々だが、
それでは会社経営が成り立たない。
「どうしたら低賃金でもガンバってくれるのだろう?」

ロマンだよ。

【ロマンこそ利益の源泉】

夢と志を掲げ、
日本を明るくしようと
31歳の短い生涯を駆け抜けた坂本龍馬のように。

経営者はロマンに生きろ。

2月 122019
 

チェーン店でのアルバイトの不適切動画が物議になっている。
すき家、くら寿司、セブンイレブンなど
主に飲食系が多い。

どうしてチェーン店なのか
慶應義塾大学の若新雄純・特任准教授がこう推測する。

「アルバイト経験が長い人が教えてくれたことだが、
問題が起きるのは、“安くてそこそこの品質”という
フランチャイズチェーン店で起きがちだという。
つまり、バイトがギリギリで働くという現状があるからこそ、
“安くてそこそこの品質”が提供できる。
企業側も、失うものが何もない人なら、
いつクビにしてもいいし、
替えがきく存在だから、都合よく扱える。
アルバイトは報酬も少ない分、
仕事上で負う責任もそんなに重くない。
だからバイトを転々としているうちに、
“問題を起こしてもクビを切られるだけ、
責任を追及されてもそんなもんだ”ということがわかってしまい、
“いいじゃん、これぐらい”
という気持ちにもなってしまうのだろう」
と。

つまりアルバイトは尊敬されていないということだ。

私もフリーターとして生きてきて
「アルバイトは使い捨て」ということを正社員に言われた。
ネット掲示板で関わった企業経営をしている人から
「アルバイトは使いやすい存在」と言われた。

※日本の法律では正社員をなかなかクビにできないようです。

世界的に企業を見ると
すべての従業員というのは会社の道具であり、
経営陣の言われた通りをこなせばいい存在です。
そして能力のある従業員や、
その企業のノウハウなどをマスターした後は
早々に会社を去る。
なぜなら仕事へのやりがいがないから。
つまらない仕事より面白い仕事・稼げる仕事を選択されるのは
国家が保障する人権を考えれば非難できない。

Googleなどはいい人材を引き留めるために
20%ルールを設けている。
(働く時間の20%は自分の好きなことをしていい)

「人材ではなく人財」

働き手を材料(人材)だと思ったら
いつかしっぺ返しが来るんだよ。
捨てたら捨てられるんだよ。

今回の一連の不祥事によって
日本人の若者は求人しても来なくなってしまうだろう。

「そんな職場で働いていても楽しくなさそうだ」
「採用やルールが厳格化してもっと窮屈になりそうだ」
「過労自殺もあったし、飲食系はスルーしよう」

画一的でつまらないサービスを提供する
チェーン店の時代は終わった。

だから平成の若者よ、昭和な会社で働くな!!
もっとクリエイティブに生きろ。

少子高齢化社会の日本で
どうしても時給による労働をさせたいなら
外国人労働者を雇うしかない。

人口比率の高い60代の人を雇うこともできるが、
薄利多売のチェーン店ではハードすぎて辞めてしまう。
(ワンオペはきつい)
だったら若い外国人労働者しかいない。
現に東京ではすでに
彼らなしには経営できないところまで追い詰められている。
行けばすぐに人材難の問題に苦しんでいるのが分かる。
(うどんチェーン店でベトナム人従業員がいた)
(お勘定間違いをされましたw)

どうすれば薄利多売のビジネスモデルであるチェーン店が
今後とも利益を出して発展していけるのか?

魅力的になることです。
人に愛される会社になることです。

大阪の堀江にある蕎麦屋『浪花ふじよし』
2018年12月31日をもって閉店した。

関西テレビの記事
https://www.ktv.jp/runner/backnumber/20190107.html

47年続いた老舗の蕎麦屋がなぜ閉店したのか?
店主の松浦時也さんの膝が悪化して
立って仕事ができなくなったという理由。
(まずお礼を言うのは奥さんでもお客さんでもなく膝だからね)

ある人の話によると
閉店日には地元のファンが押し寄せて(関テレも)
女性客が泣きながら女将さんに抱き合ったり、
男性客が店主の頬にキスしたり、
よほど愛されていたお店だということが分かる。

なぜ後継ぎがいなかったのか?
料理の味を教えることはできても、
お客さんのために尽くすという精神は
なかなか教えられないという理由。

経営者よ、よく聞け。

アルバイトに愛される会社になれよ。
ここで働けて何て私は幸せ者なんだと思われろよ。

牛丼屋やコンビニの店舗が閉店しました。
泣いてくれる人が何人いるの?
「あ~あ、また潰れたんだ」
これで終わり。
こんなのって悲しいじゃないか。

どこかの社長が言っていた。
働くというのはこんなにも尊いことなのだと。

1、社会の役に立つ
2、会社から褒められる
3、お客から感謝される
4、自己成長になる
5、お金も頂ける

若者だって仕事に情熱を注ぎたいの。
社会においてスゴイとされる仕事をしたいの。
そんな会社で働くことに誇りを持ちたいの。

若者たち・アルバイターたちに愛され支えられる。
お客さんから絶対に応援されて感謝される。
そうなるための会社の『魅力』とは何なのか?

あなたがいてくれて
あなたが生きていてくれて
ありがとう

生きる希望と喜びを提供する会社に
不況は無い。

2月 102019
 

1976年生まれの私たち世代で、
ソニーと言えばウォークマンでした。(私だけ?)

高校生の時、ソニーが任天堂のファミコンに対抗して
プレイステーション(PS)というゲーム機を販売をした。
私は持ってませんでしたが、
ソフトがカセット式ではなく、ディスクだったのが驚きでした。

1980年代以降の人のソニーのイメージは
ゲームメーカーとしてソニーで、
プレステを思い起こされると思います。
平成生まれのゆとり世代もおそらくPSでしょう。

2018年のセグメント別業績数字を見てほしい。

ゲーム、金融、半導体が収益の柱となって、
(音楽部門はEMIを連結子会社化したことにより特別増益)
それ以外は明るくない。

モバイル部門に至っては赤字。
スマホのXperiaが売れていない。
なぜ売れていないかというと
消費者にその品質の良さが伝わっていないことも一原因だと思う。
XperiaでPS4のゲームができるとあっても
ヘビーゲーマーは大きな画面でプレイしたいし、
ライトゲーマーはシンプルなゲームを空き時間にでも楽しみたい。

映画部門は営業利益率がたったの3%しかない。
これは映画製作には莫大な資金を必要する割に、
映画館に行かない(外出したくない)人が増加し、
映画はダウンロードでレンタルして観て済ます人がいるから。
興行収入は博打的要素が高い。
ゲームと同じエンタメ産業なのに
ソニーは映画制作は得意ではないようです。

BRAVIAという4Kテレビやブルーレイ関連機器、
オーディオやスピーカーなどのホーム部門は
今後とも成長が見込めない。
すでに普及は終えているから。

デジカメ・ビデオカメラ部門はがんばっているけど
ソニーを革新されるものではない。
スマホで十分通用しているし。

以上のことを考慮しながら
私がソニーに提案させて頂けるなら、
ソニーは電気自動車(EV)を作るべきだと勧める。

つい先日EVは部屋にもなると私は言及したことがあるが、
そうなればテレビやオーディオ機器をEVに組み込める。
車内においてプレステだってプレイできる。

自動車産業の市場規模は60兆円。
ソニーが自動車業界に参入すれば
一気にソニーのこれまでの技術力を活かすことができる。

ではソニーがEVを作ったらドライバーたちは喜んで買うか?
トヨタや日産を差し置いて。

ソニーブランドは車に移っても揺るがない。
むしろ我々は興味津々だ。

ソニーは映画事業からは撤退し、
家庭向けのテレビやAV機器の生産を随時ストップし、
EVに経営資源を集中させていく。

パソコンのVAIOと同様に
過去の栄光であるWALKMANを売却して
新ソニーになることを誓おう。

否、
ソニー一筋で生きてきた現在の吉田憲一郎社長。
東大の経営学部卒でネット部門で活躍してきた人物。

私がこんなに期待しても
大企業ソニーのEVシフトは無理っぽいかな。

そうであるならe-Sport事業への本格参入もいい。

歩きながら音楽を楽しめるという
ウォークマン誕生ほどの社会的インパクト。
ソニーを大企業病から救ったアイボの開発・販売の成功。

今のソニーの凡庸さを打開するには
「走るシアタールーム」
であるEVしかないと思うがどうだろうか。

WALKMANしていると時代に取り残されて
あっという間に置いてけぼり。

是非とも吉田社長には
WALKでもRUNでもなく、
ソニーをDRIVEさせるDRIVEMANになってほしいものだ。

1月 072019
 

日本トップのホーム関連の大手小売チェーン
(株)ニトリの似鳥昭雄会長が
2018年1月時点で2018年の株価予想をした。
年末頃には

・日経平均が2万円割る
・1ドル=110円割る

と当てた。これはすごい。

理由はトランプ政権の経済効果は薄い。
アメリカ頼みの日本経済では
景気は楽観的には行かないだろうと。
そして彼は2019年以後の景気の雲行きも怪しいと言う。

彼が1971年27歳の時、
利益が出ていた郊外の大型2号店を開店した直後に
(1号店は67年にオープン)
どこで話を聞きつけたのか近くに大型家具店ができて
お客を取られて売上げが30%も激減した。
(儲かると分かればすぐマネする奴が出てくる←覚えとけ)
小売業というのは仕入れに現金が必要。
たちまち資金繰りが悪化し赤字に転落した。
藁をもすがる気持ちで何か打開策になるのではと
アメリカへ視察旅行に参加した。
そこで彼の事業観、いや人生観を
大きく変える光景を目にすることになる。

アメリカの家具はデザインもいいし
価格は日本の1/3と安い。
しかもホーム全体をコーディネイトする発想で
顧客の立場に合った
TPOS(Time、Place、Occation、Style)を想定している。
豊かさを追求していくなら
日本もいずれアメリカのようになるはずだ!!

それまで家具を売って儲けることがすべてだったが、
この視察で「日本の住環境を豊かにするぞ」というロマンができた。

彼は自伝の中で
事業にはロマンとビジョンが大事だと繰り返し説く。

ロマン(大志)
ビジョン(数字・長期計画)

※アートとサイエンスとも言える。

株予想といい、家具の大規模チェーン店化といい、
似鳥少年はさぞ幼少期は利発な子だったであろう
と予想する読者もいると思うが見事な逆。
高校は賄賂で、地元の大学はカンニング入学。

好きでもないことは本気になれない。
でもいったん身を焦がすほどの何かを持ったら
スイッチが入り人生を燃焼し出す。
人とはそういう生き物なのだと私は信じている。
あなたにもそれはあるか?

関係者でないのであまり言及したくないが、
似鳥家がニトリの株式を巡って騒動した事件があった。
1989年、創業時の代表取締役であった父が亡くなり、
その遺産である不動産や株式をどうするのか。
長男である昭雄氏は株式は経営権だから
是が非でも自分の元に置きたい。
ロマンもビジョンもない似鳥家に渡ったら
(株)ニトリはダメになってしまう。
そこでいったんは遺産分割協議書で納得してもらったが、
会社が急成長した2007年に(株価も上昇中)
親族がニトリ株を巡って長男を突然訴えてきた。

食うや食わずの生活の中、
カネを稼ぐためにヤミ米でもシャーシャーと売る母。
結局破綻したが土建業の会社を経営していた父。
ロマンもビジョンもないから息子もそう育った。
アメリカに行くまでは。

「企業も家族もロマンとビジョンを持て」

でなければ家族と言えども地獄と化す。

話が飛んでしまい申し訳ない。
ニトリの通販ショップを見てほしい。

https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/

家具のみならず、
家電製品や調理器具
アウトドア用品や美容器具も売っている!!

前述したがアメリカの後を追う日本はどうなるのかと
彼はアメリカに毎年のように視察に行く。

スポーツ用品小売のスポーツオーソリティ破綻。
家電量販店はベストバイ以外は破綻。
(ベストバイ自身も売り場の半分を貸してしのいでいる現状)
玩具小売のトイザらスも2017年に破綻。
初めてアメリカで視察し衝撃を受けた店
「シアーズ」という百貨店も2018年に破綻。

Eコマースのアマゾンが米国の小売業を席巻している。
日本の小売業界もアメリカ同様に「寡占化」が進むはずだ。
今は良くてもニトリもこのままではやられるぞ。
ネット販売に力を入れろ。
品揃えをもっと充実させるんだ!!

私は予想する。
それではアマゾンには勝てないと。

似鳥会長、衣食住の住を事業に選んだのならば
リフォームに止まらず建設業に進出し、
ホームトータルソリューションカンパニーを目指せ。

そしてこれは助言として聞くだけでもいい。

「電気自動車(EV)は部屋(小さな家)になる」

調べたら分かるが、
電気自動車はガソリン車よりも部品が少ない。
だから安くなる=普及する。
エンジンやガソリンが必要ないから危険性少なく軽い。
だから車内空間を広くすることもできる。

スキーのメダリストの荻原健司(オギワラ)さんが
改造しやすい電気自動車は言わばファッションで
ドライバーのアイデンティティを表現していると言う。
私も賛成です。
今にファッショナブルな自動車が道路を行き交うだろう。
(トヨタやホンダのエンブレムは廃れる)

それに加えて車内が広がれば
自分の部屋のように車をデコレーションする人が一般化する。
(車内専用の電化製品が売れるから企画し作れ)

日本の住宅は小さく狭い。
この現状は国土と人口を考えればこの先もほぼ変わらない。
だから電気自動車は住居スペースの増築として
必ず部屋のようにみなされていく。
(パーキング事業は伸びる)

「移動できる部屋=電気自動車」

住所不定の人が増えて社会問題化しそうだが、
アメリカにはキャンピングカーで寝泊まりする家族もいる。

ニトリは北海道で創業した。
なぜ家具屋を選んだかと言えば
周囲に家具屋がなかったから。

父の教えである(お前はノロマでだらしがないから)
「成功したいなら人と違うことをするしかない」
ということを守るならば、
電気自動車をホームとみなして
今から参入してもいい。
EVベンチャーはこれから多く出現する。
製造業は無理でも販売代理店にならなれる。

ニトリのプライベートブランド商品だけの差別化は
先行きは暗い。
儲かると知られればマネする奴が出てくるのを忘れるな。

まず建築業に進出する。
余力で電気自動車にも参入する。

夢のマイホームは高いとして挫折し、
中途でマイカー購入に走ってしまう低所得家庭。

業界の寡占化で企業の淘汰が激しくなり、
リストラ・倒産で低所得者層は間違いなく増加する。

「豊かな日本」をロマンとして胸に抱き
今日まで突っ走ってきたニトリ。

マイカーはマイホームになるのだから
庶民の夢の実現に貢献できる。

そうなったらニトリもお客もニッコリ。

11月 262018
 

ライザップの業績が230億円の黒字予想から一転して
33億円の赤字になると発表があって、
株価が暴落してしまった。
(私は買いだと思う)

原因は何社もの赤字体質企業・斜陽産業企業を安く買収し、
それらの業績を改善することによって利益を出そうとしたが、
結局のところ瀬戸社長および幹部メンバーでは
短期間での黒字化は無謀だったこと。

なぜ企業買収に走ったかというと
「人は変われる」という理念を掲げるならば、
企業も変われるだろうという思い込みから。

公式サイト:https://www.rizapgroup.com/

幹部メンバーを見てみると
瀬戸社長が優秀な人を選抜して
ライザップに引き込んだのが分かる。
だが誰もそれほどの優秀さはなかった。

人を変えられる企業ならば
ライザップで長年働いている従業員を
経営者的人材に変えなければ、
掲げる理念は寝言だ。
言行が一致しないから迷走するのも仕方ない。

(俺には能力がないと嘆いているそこのあなた、
今をときめく優良会社の幹部でもこのザマだよ。
人間の能力なんてそう大した違いはない。
もし天才なら自分で経営者をやっているはずだ)

2018年4月か5月に
会社の状況が緊急事態だぞと危機感を持った瀬戸社長は、
カルビーの凄腕経営者が退任するのをどこで聞きつけたのか、
「松本社長、どうか我が社を見て下さい」と泣きついた。

当初は彼をCOO(最高執行責任者)に任命したが、
今は瀬戸社長と同じ代表取締役(CEO)として
構造改革を担当する。

おや、CEOが2人いるぞ?
それではダメだ。
CEOは1人にしないと社内が混乱する。
特に取締役たちに対して厳格なる指示が出せない。
(何でいきなり外から来たジジイに命令されなきゃならんの?)

「船頭多くして船山に登る」という故事もある。

瀬戸社長、ここはいったんCEOの座を松本さんに渡せ。
自分は補佐として彼の下で学ぶという低姿勢を取れ。
(謙虚さを部下に示せる)
そうしないと他の取締役が松本新社長の命令を聞かず、
ライザップグループがバラバラになってしまう。

Wikiを読むと
2003年から今までずっとリーダーとして先陣切って経営してきた。
ここで他者にその地位を譲り渡すのは悔しい。
でも経営者がすべき最大の取り組みは
継続企業(ゴーイングコンサーン)だ。

「泥にまみれろよ」

幸いボディメイク事業は順調です。
松本晃氏という再建請負人の新CEOを筆頭にして
“健康”という会社の原点に立ち返り、
いち早くの経営再建を願います。
(それは十分に可能です)

ところで私がつい1、2ヶ月前に知ったのですが、
新しいフィットネスジムが近くに2店舗できた。

FIT EASY:https://fiteasy.jp/store-3/
ANYTIME FITNESS:https://www.anytimefitness.co.jp/ichinomiya/

両方とも24時間営業で月額7000円程度。
私はだんだんダメになると思う。
なぜなら利便性の追求は差別化としては弱いし、
同じような施設がすぐ近くにできたらお客を取られる。
(儲かると分かれば大手企業が参入してくるのは常識)

しかも業界最大手の(株)コナミでも売上げが減少気味だ。

順調なライザップと最大手コナミとの違いは
この3点です。

1、顧客の成果(実績)
2、マンツーマン指導に特化
3、ボディメイクのみに特化

上記のフィットネスジムはこれを参考にすべきです。
中でも2が最有効です。

自分だけの専属トレーナーをつければ
結果が出るのが最短ですし、
顧客単価をアップできます。
(ライザップの価格を見よ)

筋トレ礼賛のTestosterone氏のこの本にありましたが、

最初の1~2ヶ月はパーソナルトレーナーを必ず付ける。
(お金を払えば、プロとして真剣に教えてくれます)
そこでトレーニングや食事の理論を徹底して学ぶ。
その後半年ほど自分で試行錯誤をしながら筋トレし、
新たな課題を見つけたらまた雇う。
これが賢い付き合い方だと言う。

トレーナーを選ぶ際のポイントは

1、トレーナーの身体を見て憧れるか
2、フィーリングが合いそうか

やはり体型という説得力ほどのものはない。
フットネスジムを経営する人は
まず体型、次に顔で従業員を採用して下さい。
指導法なら教育で何とかなりますが、
ルックスはどうにもなりません。

それからパーソナルな部分を知られるわけですから
信頼、尊敬、頼りがいのある人がいい。
ステキな異性を選んで叱咤激励してもらうのもいい。

習慣化させるまでが大変ですが、
その後は中毒になると誰かが言っていました。
(ランナーズハイならずトレーニングハイというやつですね)

Testosterone氏が言うには
トレーナー選びよりも大事なのがロケーション。
自宅は駅近よりもジム近がいい。
本気の人はいっそ引越ししてしまえ。

私は彼の本を1度読んでみるのをオススメしたいが、
もし彼の本を買うのが嫌な人はこちらを読め。

アメブロ:https://ameblo.jp/badassceo/
ツイッター:https://twitter.com/badassceo

古代中国の戦国の武将は
そばには必ず思想家(知将)を置いた。
その理由の第一は勝つためだろう。
負けては命取りになる。
死んでしまっては武将も何もない。

目的達成のためには
地位も名誉もプライドも二の次だ。
勝つために、大義を成し遂げるために、
くその役にも立たない私情は捨てて
冷徹なるリアリストになれ。

混乱のただ中にあってこそ
冷静な分析と最良の判断による助言ができる。
それこそアドバイザーに求められる資質である。
つまり勇気だ。

10月 282018
 

東京の南青山に「児童福祉施設」を建設予定らしい。
(建設費用:100億円)
それに対して地元住民の一部が反対。
その理由の1つは場所がブランドが集まる一等地だから
(下の地図参照)
商業施設を建設した方が街の発展につながる。
児童施設ならば他の二等地でも十分ではないか。
なんでわざわざ青山に?

私の意見は建設反対です。
では何を提案したいかというと
そこに「原子力発電所」を作る。
そうすれば東京都民(約1200万人)は
嫌でも原発問題を考えるようになるだろうから。
(現状、原発の設置場所はすべて地方の田舎にある)

もしくは「ゴミ処理施設」でもいい。
児童施設よりも切実な問題である毎日出るゴミをどうするか。
これは貧富の差など関係なく、
誰しも真摯に向き合って解決すべき危急の問題です。

みんな臭いものにはフタをしようと
自分の目の届かない場所に置きたがる。
(日本人だけではない)
そうなると問題を解決しようという気持ちが起きない。
だから一向に解決していかない。

「臭いものは目立つ場所に置け」

青山で原発建設がダメなら
原宿でもいいぞ。
(これがほんとの原宿)
ゴミ処理場なら浅草でもいい。
(ゴミくさww)

首都東京に原発や大型ゴミ処理施設を建設すれば
東京から人口が流出し、
地方へと流れていく。
過疎化問題を解消できるし、
一票の格差も是正される。
いいアイデアじゃん。

ところで青山に児童福祉施設を建設しても
児童問題は解決できない。
刑務所を作っても犯罪が無くならないと同じ理由です。

学校では相変わらず「いじめ」という犯罪が起きている。
職場でもセクハラ、パワハラ、男女差別、リストラ、成果いびり。

それが起きてしまう根本にある原因というのは
「異物排除」の感情だと私は考える。
自分と異なる人間や価値観を邪魔だとみなす狭量な思考。
これが人間に備わっている限り
「臭いものにはフタを」は永遠に継続されていく。

どうすればこんな人間たちを変革できるのか?

私の1つの意見として
「火葬場」を商業エリア(駅近)に建設することです。

『私もあなたも死ぬ』

この逃れられない事実を
すべての人間に思い知らせるために
火葬場を目立つところに置くことです。

煙突から狼煙のように立ちのぼる死者の灰を
通りすがりに見上げてため息を漏らす。

「あぁ、俺もいつか死んで灰になるんだな」

そうなれば嫌でも自分の生き方を見つめ直す。
他者の生き方も参考にするようになる。
同じ死を背負った同類として。
敬意を持って。

死は平和への条件だった。

9月 202018
 

国際投資アナリストの大原浩さんは
電気自動車(EV)は問題だらけで普及はしない。
その代わりにLPG(プロパンガス)自動車が次に来ると言う。
(ハイブリッド車は継続して伸びていく)

なぜLPG自動車かというと

・すでにタクシーやトラックでは普及している
・ガソリンより安いしクリーン
・LPガススタンドは全国に1900軒ある

逆に電気自動車の問題点は

・充電に時間がかかる
・充電スタンドが普及していない、していかない
・発電には結局のところ天然資源が使われている
(=電気はクリーンエネルギーではない)

最初に私の意見を言うと、彼とは反対で、
電気自動車(EV)は少しずつだが普及していく。
あらゆるデメリット克服していきながら。
そう結論している。

彼はガソリン車が減少傾向に向かっている点では
私に同意してくれると思います。

・欧州ではガソリン車規制が強まっていて、
2040年までに廃止方向にある。

・石油利権の強いアメリカでも(特にカリフォルニアでは)
排ガス規制の義務化が顕著になってきている。
(新生自動車メーカーのテスラが元気です)

・ガソリンは高くなる。
Wikiから)
>ガソリンは高度な石油化学工業製品であり、
>ガソリンの生産には高度な技術と
>大規模な石油化学工場が必要となる。
>このため、ほとんどの産油国では原油を輸出し、
>ガソリンを輸入している。

ということはガソリンを運ぶのにタンカーが使われる。
技術を施さなくてはならないこともあり、
その分コストが上乗せされ
ガソリン価格は上がっていくだろうから、
(石油価格も上がっていくでしょう)
ガソリン車よりもLPGやLNGを動力源にした車が選択される。
現に企業業務におけるタクシーやトラックが
LPGに改造されて街を走っている。
(改造費は50万円程度らしい)

では電気自動車が普及していく事実は何かというと

・すでにEV大国の中国でEVがどんどん走っている
・日産が栃木県に2拠点目のEV量産工場を建設する
・ノルウェーではPHEVとEVのシェアが40%以上
(EVは4台に1台が日産のリーフ)
・フォークリフトの50%がバッテリー式らしい
・部品が少ないので安くなるであろう

これを知ればどうしたって
EVブームは空振りに終わらないだろう。
バントくらいにはなると考えてもよさそうです。

特に安さは普及の条件です。
通勤用にしか車を使わない人や、
主婦の買い物程度の使い方であれば、
動力が電気であっても問題はないと思う。

部品が少ない=車内空間が広くなるので
「動く部屋」として駐車場が住所になってしまうかも。
それはそれで社会問題化しそうです。

確かに大原さんの言うように
根本をたどると電気はクリーンではないし、
電気に頼り切った社会は脆弱だと思う。
コンピューターも電気で動くので
電気供給が麻痺すれば社会は混乱する。
それは回避しなくてはならない。

「人類は少しずつだが諸問題を克服していく」
それは人類史を知れば理解してくれることと思う。

私がEVに懸念する問題は
修理とリサイクルです。

壊れたらどうするの?
バッテリーのリサイクルは?
放置すればゴミ問題を加速させてしまう。

中古車販売の(株)ビッグモーターがコンビニ跡地にできた。

中古のガソリン車は不人気になって
次第に売れなくなると予想します。
この際、修理屋さんに業種替えしてはどうでしょうか?

現在の自動車整備工場の整備士はエンジンなら分かるが、
電気のモーターや配線などは知らない。
だからそれについて勉強しなくてはいけないが、
40才過ぎての1から勉強はきつい。

電気科の工業高校生の就職先として
電器メーカーをリストラされた方の再就職先として
EV自動車整備工場を増やしてくれたらうれしいです。
(私なら伸びていかないビジネスは即辞めます)

(以下大原さんの記事を抜粋)

騙されるな、空前の電気自動車(EV)ブームは空振りに終わる

次世代環境車の穴馬はLPG自動車か?

国際投資アナリスト:大原浩
【2018年8月27日】

マスコミが騒ぐ新技術のほとんどは眉唾である

相変わらず次世代環境車の議論が盛んで、
その本命として扱われるのが電気自動車である。

しかし、新聞やテレビで大騒ぎする
「新技術」の大半は「空騒ぎ」に終わる。
実現する前に起こる大ブームは、
大抵、投資を引き寄せるためか、
政治的思惑で過剰に囃し立てられるものだからである。

例えば、戦後しばらくして米国で
「空飛ぶ自動車」がもてはやされた時期があって、
米国のマスコミはもちろんのこと、
権威あるシンクタンクまでが
「空を飛ばない自動車は時代遅れのポンコツになる」
というようなレポートを出していた。

だが、今でも空を飛ぶ自動車を
実際に観たことがある人間はごくまれだろう。

また、20~30年前に「常温超電導」なるものが
日本の株式市場でもてはやされ
「関連銘柄」が急騰したことがあった。
が、こちらもいまだに常温での「超電導」
(電気抵抗がゼロになるので、
現在発生している莫大な送電ロスがゼロになる)
は実現しておらず、
絶対零度(マイナス273℃)あるいは、
それよりも少し上くらいの環境でしか実現できていない。

現在「電気自動車関連銘柄」に投資をしている、
あるいは「電気自動車関連産業」に
就職を検討している読者の方々も、
この事実をしっかり心に留めておく必要があるだろう。

さらに言えば、ここ20年くらい開発が停滞している
「常温核融合」「量子コンピュータ」なども
同じような運命をたどる可能性がかなりある。

さらにいうと、今、戦後何回目かの
「AI(人工知能)」ブームがやってきている。
だが、実のところAIはまだこの世の中に存在していない。

読者は、「じゃあ、IBMのワトソンとかはどうなの?」
という突っ込みを入れたくなると思うが、
IBMのワトソンは、あくまで
「エキスパートシステムであって人工知能(AI)では無い」
とIBM自身が説明している。

「エキスパートシステム」とは、
例えばチェス・将棋・碁をプレイしたり、
クイズに答えたりする
「人間の脳の特定の機能」に特化したシステムである。

それに対して人工知能は、人間の脳の
<音楽を奏でたり、今晩のおかずの献立を考えたり、
方程式を解いたり、政治論議をしたり>
という極めて多くの機能を再現しなければならない。
そのような多機能なコンピュータが実現されるのは
はるかに先のことであろう。

1950年頃にはIBMが大型コンピュータ
(文字通りビルほどの大きさの巨大な代物)を商用に発売。
当時のビジネス界は
「コンピュータによって人間の仕事が奪われる」と
現在のAI騒動と同じような混乱に陥った。

実はピーター・ドラッカーもその騒ぎの中で
「管理職、マネージャーの仕事はコンピュータによって奪われる」
という主張をしていた一人である。
当時、管理職やマネージャーの仕事は
書類を読んでハンコを押すような
単純なものと考えられていたので、
簡単にコンピュータ化ができると考えられていたのだ。

もちろん、現実にはそのころから
管理職、マネージャーの数は爆発的に増大しているのであり、
ドラッカーも著書の中で判断の誤りを大いに反省している。

政治主導の電気自動車、消費者は本当に買うのか

欧州あげて次世代環境車として推進していた
「ディーゼル車」が大コケした後、
ドイツを中心とした欧州の各国政府が
急速に電気自動車普及へ舵を切ったのは明らかである。

また、中国が電気自動車導入に必死なのも
アナログなガソリン自動車やハイブリッドでは
日本勢に永遠に追いつけないからである。

しかし少なくとも現状では
「ハイブリッド」が環境車の本命である。
自動車自身で発電するため送電ロスがほぼない
(つまり超電導が必要無い)だけでなく、
これまで無駄に捨てていた、
ブレーキを踏んだ時の抵抗力なども
エネルギーとして再利用できるすぐれものである。

しかしこの分野ではトヨタやホンダ
(特にトヨタ)が市場を席巻している。
欧米や中国の政府が、
自国メーカーが立ち打ちできない分野を
無視するのも当然である。

マレーシアではプロトン、
ロシアではラーダ(シグリ)のように、
誰も買いたくないような自動車を
国策(国産)として生産しているのは
自動車産業が極めて政治的な象徴性
(米国でもビッグスリーは国家の象徴)
を持っているからだが、
プロトンやラーダは愛国的な人々でも
積極的には買いたくない製品である。

実用性に乏しい電気自動車も
政府が独裁的に「配給」などの手段で
普及を図ることも可能かもしれないが、
中国は別にして民主国家ではそこまでの強制はできない。

今回の「電気自動車ブーム」が始まって
すでに10年は経つと思うが、
読者が街で電気自動車に遭遇することはまず無いはずである。
逆にハイブリッド車とは
数え切れないほど出会っているはずである。
消費者目線で考えれば結論は明らかなのである。

第一、電気自動車は不便である

電気自動車はフィルクス・ワーゲンや
ダイムラーをはじめとする
ドイツ自動車産業の礎を築いた
フェルディナント・ポルシェ博士(1875~1951年)
の時代から実用化されていた。

しかし、その後極めて安価な原油が採掘されるようになって、
ガソリン自動車全盛の時代がやってくる。
電気自動車が伸びなかったのは
「電池」という決定的弱点があったことが大きな原因である。

化石燃料と比べ、
単位質量あたりのエネルギー量が全く少ないうえ、
それを補充するのに相応な時間が必要になるのである。
航続距離や充電時間の問題は、
現在のリチウムイオン電池の技術の延長上でも、
ガソリン自動車に肩を並べるレベルでの解決はできない。

例えば、テスラの電気自動車の航続距離性能が良いのは、
簡単に言えばたくさん電池を並べたからに過ぎないのだ。
その分、大型化し、高額化してしまっている。

また充電時間はもっと絶望的だ。
日産「リーフS、X、G」(EV)の80%の充電を行うのに、
急速充電で40分かかる。
テスラ「モデルS」は専用充電器で80%から満タンにするのに
30分から1時間必要である。
三菱「i-MiEV」は80%充電するのに15分から30分であるが、
それでも3分で出来上がるカップラーメンの
5倍から10倍の時間である。
しかも、例えば、2台分の充電設備しかないところに
5台の車が一度にやってきたら、
最後の車は最大2時間(充電時間が長めの1時間として)
待たなければならない。

普通の人は最大90秒
(意外かもしれないがこれ以上の待ち時間の信号は日本には存在しない)
しかない交通信号の待ち時間でさえ耐えがたく思うのだから、
この充電の問題が解決されなければ、
消費者目線で考えて
電気自動車が一般化するなどということは考えられない。

電解質を全く新しいものに変える「全固体電池」のような
技術的ブレーク・スルーが無ければこの問題は解決できない。
しかし、この全固体電池も研究が始まったばかりで、
成功するとは限らないし、
まして現在のブームに間に合うようなものではないのだ。
消費者目線で考えて、これはとてつもなく大きな問題である。

さらに、電気自動車は電気代が安いことが
メリットの1つだといわれるが、
これが充電ステーションの普及に逆風となっている。

充電ステーションの販売価格には
色々なものが上乗せされると考えられるが、
家庭用電力料金を基本に考えると、
1000km走るのに必要な電気代は約1000円である。
(日産ホームページの「リーフ」使用事例を参考にした)

300km分充電したとして約300円。
充電ステーションの料金に
上乗せするとはいっても限界がある。
30分から1時間も場所を占有されて
雀の涙ほどの料金しかもらえなければ、
誰も充電ステーションなど建設したくない。
したがって商業レベルでは
充電ステーションは普及しないということになる。

欧州各国や中国政府の電気自動車が
普及する、させるという話は、
官僚が頭で考えた机上の空論である。

その上、電気はクリーンでは無い

そもそも、燃料のガソリンの安定供給が長期に見込めるのに、
電気自動車が脚光を浴びた理由は何か。

説明するまでもなく
地球温暖化が世界的な問題として急浮上し、
ガソリン自動車は二酸化炭素排出の元凶として
やり玉に挙がったからだ。

確かに電気自動車そのものは
二酸化炭素を排出しないかもしれないが、
いまだ発電所は化石燃料を燃やす方式が主流を占めている。

しかも、化石燃料を直接内燃機関で燃やす方式より、
発電所から長い距離を送電し充電してからの使用となり、
その間、相当なエネルギー損失が発生する。
つまり電気自動車は、化石燃料の効率悪い使い方に過ぎない。
結局、環境を破壊しているのである。

世界の発電を見れば、
石炭火力が約40%、天然ガスが約20%、
水力発電が約17%、原子力が約11%。
原子力を含めれば、自称環境保護運動家が主張する
環境にやさしくない発電が7割以上を占めているのだ。

しかも、今後、電気自動車が普及すれば
今以上に莫大な量の電気が必要になるから、
環境を破壊する発電所を
新規に大量に建設しなければならなくなる。
日本だけでも自動車は8000万台もあるのだ。

一方、再生可能エネルギーは実際のところ役に立たない。
太陽光発電のように
晴れた日の昼間しか発電できない役立たずはともかく、
風力も24時間稼働するとはいえ、風速にはかなりの幅がある。

精緻なシステムで運営されている電力網にとっては、
このような不安定な電気はシステムの維持に悪影響を与える
「無いほうがまし」とさえいえるような代物である。

また、太陽光パネル設置のために
はげ山にするというような問題だけでは無く、
使用済みの太陽光パネルの処分を
環境を破壊せずに行うのは簡単ではない。

福島原発事故の前には、自称環境保護運動家たちが
「原子力発電は二酸化炭素を排出しないから
クリーンエネルギーだ」と主張していたが、
彼らはいったいどこに消えたのだろうか?

電気に頼ると社会は脆弱になる

一時期は「火事が起こらない安全性」が強調されて
人気を博していた「オ―ル電化」だが
最近はほとんど耳にしない。
東日本大震災の際に、
オール電化は停電したらどうしようもない
ということがよくわかったからであろう。
ガスの供給が止まるリスクよりも
停電のリスクの方がはるかに高い。

石器時代、青銅器時代、鉄器時代という歴史区分があるが、
現在は明らかな「電気時代」である。
電気の供給が1週間止まるだけで、
現代文明は崩壊するであろう。
それなのに、電気の供給というのは極めて脆弱である。

日本ではシステムがきちんと管理されているので目立たないが、
米国を含めた海外では停電は決して珍しくない。

しかも、地球温暖化よりもはるかに恐ろしいのが
「太陽風」による「磁気嵐」である。
この「太陽風」は美しいオーロラを楽しませてくれるが、
大規模なものは、電磁波によって
地上の電気システムをすべて破壊してしまうのだ。

1859年の太陽嵐は有名で、
現代であれば同規模の嵐がやってきたら
「電気文明」はひとたまりもないはずだが、
1879年にエジソンが白熱電球を発明する前の出来事で、
「電気時代」以前であったため事なきを得たに過ぎない。

我々の「電気時代」はまだ
百数十年程度の歴史しかないのであるから、
どのような潜在的リスクが潜んでいるかわからない。
過度に電気に依存すべきでは無く、
むしろ電気以外のエネルギー源を模索すべきなのである。

ちなみにハイブリッド車は、
「自家発電」できるので、
このような災害の際にも大いに頼りになる。

環境自動車の伏兵LPG自動車に注目

電気自動車と並ぶ次世代環境自動車の花形は水素自動車だが、
こちらも普及への道のりは平坦では無い。

水素ステーションの建設がネックなのだが、
トラックやタクシーなどの決まったルートや範囲を走る
業務用自動車においては、
ステーションの数の少なさは問題になりにくい。
トヨタ自動車が、業務用での水素自動車普及に
力を入れているのは当然とも言えよう。

もし、この業務用での普及がうまくいけば
(トヨタはタクシー車両の9割を独占しているとされる)
水素自動車の普及に弾みがつくかもしれない。
基本的にはガソリン自動車と同じように扱えるので
消費者にとって利便性が高いのだ。

しかし、それよりもはるかに合理的で普及の可能性が高いのが
LPG自動車あるいはその延長上のLNG(液化天然ガス)自動車である。

LPGはタクシーにおいては既にメジャーな燃料であり
全国に分布するLPGスタンドはおよそ1900軒。
30000軒以上あるとされる
ガソリンスタンドに比べれば見劣りするが、
この数でも十分機能するのであり、
水素ステーションも目標の1000軒を達成すれば
加速度的に普及するはずである。

二酸化炭素排出量を全くゼロにするというのであれば
水素しか選択枝が無いが、
LPG、LNGもガソリンやディーゼルに比べれば
二酸化炭素などの環境負荷はかなり低いのだ。
しかも燃料費が安い。
タクシーにLPGが普及した最大の理由が価格の安さである。

LPGステーションで水素を製造することも
比較的簡単に簡易設備でできるが、
LPGは要するにプロパンガスであり、
すでに全国的に普及し販売網・流通網が整備されている。

何よりも10年間で数十万㎞走るタクシーに使っても
何の問題もないどころか、
大いに経費、燃料費を節約しているのである。

自動車産業は政治的思惑に左右されることも多いが、
投資家などは消費者フレンドリーな
このLPG・LNG分野にこそ注目すべきである。
発電においても、石炭・石油から
環境負荷の少ない天然ガス(LNG)への移行が
着実に進んでいることを見るべきであろう。

(以上)

9月 172018
 

吉永賢一さんの本を読みました。

彼は裕福とは言えない借家の家庭に生まれて、
「なぜ貧富はあるのか?」という疑問を持ち、
貧富を分けている人間を観察してきた結果、
このように定義するようになった。
(私流に補足的な解釈をしています)

【貧乏人の定義】

仕方ないとあきらめ、自己の可能性を閉じ、自己中になった人

【成功者の定義】(お金持ち、ではない)

夢や理想を持ち、それを達するために日々創意工夫を怠らない人

具体的に2者の特徴がどんなことなのか
彼は箇条書きでいくつも挙げていられるが、
それは本を読んで知って頂きたい。

私は根源的な問いとして
何が原因で2者をその定義のような人間にしたのか?
彼ははっきり言及していないのが少し残念だった。

なぜ貧乏人は弱々しくあきらめてしまうのか?
なぜ成功者は夢や理想のために生きていけるのか?

私が答える。

その原因は
貧乏人は死んだら一巻の終わりだと考えている。
成功者は死んでもまだ次が待っていると信じている。
(無意識かもしれないが)

だから貧乏人を成功者の仲間に入ってほしいならば
俺たちは死んでも無にならず、
先の先までずっと自分が続いていくことを
説明し説得しなければならない。

私はそんな説得をすることには
もうそれほどムキになっていない。
確固たる証拠を出せないから。

人が永遠の生を授けられた存在ならば
いつかその真理を分かってくれるし、
わざわざリキんで説得するほどのことではない。

人には神でも抗うことのできない意志がある。
その意志で決定した

・現状維持の変化のない人生
・可能性を模索していく人生

どちらであっても本人の選択を尊重したい。
あなたもあなたにとって幸福な方を選んでほしい。
(私はこの両方をバランスよく操縦して生きたい)

人生は徒労ではないのだが。

9月 172018
 

ジョン・ブリンクリーという
ニセのインポ薬を売りつけた
天才的詐欺師のことが書かれている
ダイレクト出版の本を読んでみた。

英語版Wiki

ドキュメンタリー映画(字幕)

「21の原則」を列挙してみる。
(これを読んだだけで分かる人は勉強家です)

1:権威によって自分をアピールする
2:アイデアを行動に変える
3:大胆な自己宣伝
4:思い切った治療の約束
5:深い意味を売る
6:メディアを使って上昇する
7:メディアを使って自分を拡張する
8:適切に準備ができた見込み客に売る
9:信じたがっている人々に信じる理由を与える
10:飛び切りドラマチックな成功例にスポットを当てる
11:大胆不敵さと壮大な計画ととてつもない約束
12:価格を意味のないものにする
13:エリート意識を利用する
14:ニュースを作る—ニュースになる
15:自分のための時と場所を見つける
16:持っているものは何でも利用する
17:戦う人として称賛される
18:強力なポジショニングを実行する
19:挫折に創造的に対応する
20:執拗なフォローアップ
21:システムを完全なものにする

ヤギのタマをアソコに移植して…
現在では誰もそんなことを信じる人はいないが、
当時の医療技術では
「もしかしたら・・・治るかも・・・」
そう信じる人が出てきたとしても仕方ない。
今も昔も変わらずインポは男性にとって大きな悩みだった。

「溺れる者は藁をもすがる」

これを上手く利用して詐欺をする人間は
今の時代にも多々います。
今後もいなくなることはないでしょう。

本の内容を要約すると
「いかに信じさせるか、信じ込ませるか」
「信じてくれる人は誰でどこにいるのか」
これに尽きるような気がします。

つまり「信」さえあれば儲かると。

カルト宗教で信者からカネを巻き上げられるのも
教祖や信条を信じる信者がいたから。

もしあなたがお金を儲けたいと思うなら
必ずお客さんに信頼してくれるような自分になること。
(信用よりも信頼の方が価格を上げられます)

どんなに商品が良くても、
売る人に信用・信頼がなければ
少なくとも私は買いません。
逆に商品が少しくらい劣っていようとも
売り手に信頼があれば
(売る人を応援したいという気持ちがあれば)
迷わず買ってしまいます。

商品がいいかどうかなんて
買ってみないと分かりませんから。

信用・信頼というのは
即出来上がるものではないです。
長い時間をかけて構築していく必要がありますが、
手っ取り早く買わせたい詐欺師たちは
初対面の人にでも買わせるために
3つのことを意識して売り込みます。

・緊急性(今すぐ買わないと…)
・希少性(世界に10個だけですよ)
・限定性(あなただけに特別ですから)

とにかく詐欺師は買い手の感情を揺さぶってくるから
冷静な論理性を持って思考することで
詐欺師を撃退して頂きたいが、
おそらく独りきりの場合は回避できないでしょう。
信頼できる相談相手がいると良いです。
(ここでも信頼ですね)

ところで富豪たちは何のために売るのか知ってますか?

平凡一般な大衆は売上げ(利益)のために売る。
希少存在である富豪は顧客を作るために売る。

信頼してくれる顧客がいれば
いつでも何でも売ることができて、
利益なんて簡単で楽に手にできるから。

9月 082018
 

私がApple Storeで買ってもいないアプリで
キャンセルを促してIDを盗もうとする
新しい詐欺手法です。

「ここでキャンセルする」をクイックすると
本物そっくりのページに誘導しますが、
細かいところまで作り込んでいないのでバレバレです。

漢字が使われているページや
アプリのゲームの名前Bang Bangから判断して、
犯人は間違いなく中国人でしょう。

犯行が巧妙化している。
こちらもまんまと騙されないように
知識と判断力を養っていく必要があります。

(画像下部:渡しのAppleだってww)