6月 062016
 

台湾で建設を依頼する時、
建築費をケチると
必ず欠陥建造物が作られるそうだ。
(過去形です。現在のことは知りません)

なぜそうするかというと
「ケチる=建設屋の利益が減る」のだから
おのずと給料も減らさなければならない。
建築会社は儲けのないことはしたくないし
作業員にも生活があるので、
材料費を浮かしてその分で損失を補う。
(鉄骨を減らすとか、コンクリを少なめにするとか)

日本人から見たら
「地震が起きたらどうするの?
死人が出たら刑事責任を問われるよ」

などと心配してしまうが、
台湾の人たちに言わせたら
「ケチる方が悪い」
「俺たちの責任ではないよ」
と他人事だ。

中国本土の建設現場でも
絶対に欠陥マンションや住宅があるはずだ。
(半分以上あるんじゃないの)

日本の建築基準と中国のとでは違うかもしれません。
ですが誰の目にも明らかな欠陥建築は
そこかしこに建っているでしょうね。

2000年代に中国へ進出した日本の建築不動産会社は
すべて撤退しました。
なぜ撤退したのかの理由ははっきり分かりませんが、
中国では土地は国のものだから
お役人との交渉でイライラした結果だと思います。
(詳しく知っている人がいれば教えて下さい)

だから日本の技術が中国全土に浸透していないはずです。
日本の建築分野の歴史から得られた失敗ノウハウを得ずして
中国人は1からやっていくのでしょうか。
多くの事故が起きそうで怖いです。

ロシアでは現場監督が見張っていないと
作業員は怠けたりテキトーにやるので、
ロシア人の扱いは難しいそうです。
ロシアの建築物も欠陥当たり前の状態ではないかな。

『日本の常識は世界の非常識』

我々のする仕事1つ1つとっても
(たとえ小さな仕事であっても)
社会の健全性のためにどれだけ影響を与えているのか。

「いい仕事した=社会に貢献した」

仕事に誇りを持てない人間は嫌いです。
どうか誇りの持てない仕事はしないでほしい。
あなたの子孫のためにも。

追記:日本人も拝金の傾向になっているようです。
悲しいですね。