6月 122017
 

回転寿司業界も熾烈なシェア争いです。

・カッパ寿司
・くら寿司
・スシロー
・元気寿司
・その他多数

寿司というのは、差別化が難しい。
ネタの種類と鮮度、お酢の違いくらい。
あとはエンタメ性があるかどうか。

かつて業界1位だったかっぱ寿司が
現在赤字で苦しんでいるようです。
(社長を交代させたみたいですね)

今回かっぱ寿司らしさという特色がないとの理由で
食べ放題メニューをやるとか。
(やっても無意味で儲かりませんよ)

古くて安っぽいイメージから脱却を図ろうとした
四方田前社長と同じく、
食べ放題という質より量で勝負するというのは
それこそ安っぽいと思うのは私だけだろうか。

経営陣の皆さんは何も分かっていない。
古い、安っぽいの何がいけないの?

古い=伝統的
安っぽい=親しみやすい

飲食店を経営しているすべてに言えることですが、
ダメなところは基本の『QSC』ができていない。

Q=クオリティ
S=サービス
C=クリンネス

私のお店・会社は
この3つすべてしっかりできていますよ、
と思っているでしょ?
絶対にできていない。
それは店舗をよくよく観察したら理解してくれる。

・ネタの鮮度やシャリの保管
・心からの挨拶、お茶・おしぼりの素早い提供
・流しの排水溝やグリストラップの掃除
・制服や靴の衛生
など

中でもサービスができていない。
1週間に1度来てくれるお客の顔くらいは
しっかり覚える。
「また来てくれてうれしい。ホントありがとう!!」
そんな気持ちで接客されたら
回転寿司はここでしか食べないぞと思ってしまう。

※儲かるかどうかはリピーターの数で決まる

少しお金がかかってしまうが
ポイントカードを作って
その裏に氏名を書いてもらう。
そしたら名前と顔が覚えられるから
私は売り上げアップの戦術として超おすすめです。

奇抜なことをやって集客対策しようと考えるのは
何とかライバルに勝ちたいという姿勢です。
それは否定しません。
でも飲食業の原点とは何かにもう一度立ち返ってほしい。

食べるとは一体何だろうか?
おいしさとはどんなことか?

私はこの両方に「楽しい」が含まれていると考える。

「顧客だけではなく、従業員も楽しく働いているだろうか」

それを解決できたら赤字なんてなるはずがない!!

なぜならあなたも楽しいことって大好きですよね?

孤食が多い現代日本人は
にぎやかさ、楽しさ、団欒、癒やしを求めている。

かっぱ寿司さんが
いち早く赤字から脱却できるように願っています。

余談:
ラーメンはメニューから外すべきです。
なぜならお寿司屋さんですよね?
寿司屋が作るラーメンを私なら食べません。
ラーメンはラーメン屋で食べます。

くら寿司の牛丼もしかり。
寿司の方がおろそかになって
客離れを起こすと思う。
今はよくてもいずれそうなる。
メニューが多すぎるのは
食材の廃棄や調理の煩瑣、
顧客のマインドシェア低下で
ズルズルと衰退していくでしょう。
アップルとソニーを調べたら
それは分かると思います。

かっぱ寿司、「食べ放題」で反撃へ 男性1580円で

2017/6/12 [ITmediaビジネスONLiNE]

すしチェーン「かっぱ寿司」を展開する
カッパ・クリエイトは6月12日、
食べ放題キャンペーンを13日から
店舗限定でトライアル実施すると発表した。
男性なら1580円(税別)で
すしなどが食べ放題になる。
同社は前期に赤字に転落しており、
食べ放題を新たな柱にしたい考えだ。

すしのほか、サイドメニューやデザートなど
80種以上を70分間、
男性は1580円(税別)、
女性は1380円(税別)で楽しめる。
65歳以上は980円(税別)、
小学生未満は無料。
アルコール飲み放題も680円(税別)で用意する。

鴨川店(千葉県)など全国20店舗限定で7月14日まで実施する。

かっぱ寿司は特色が打ち出せず、
客数が減少するなど苦戦。
2016年10月にはリブランディングしたものの、
一時的な効果にとどまり、
17年3月期は58億円の最終赤字に転落していた。